No.44 それを知るものは同じ穴の狢ではなく、同じ沼の住人
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ファンだということを隠している
娘は、すとぷり(すとろべりーぷりんす)という、ネットで活躍する6人組のエンターテインメントグループを応援している。
彼らはそれぞれ美声の持ち主で、歌を歌ったり、ゲーム実況したり、ライブを行ったりさまざまな活動をしている。
すとぷりは顔出しはぼぼせず、すとぷり各メンバーの姿はアニメキャラクターで表現されている。
ここまでは前置き。
そんなすとぷりファン(「すとぷりすなー」と呼ぶらしい)な娘だが、すとぷりファンであるということは周囲にはまだ言えていないらしい。
先日、そんな娘がすとぷりのグッズを購入した(まだ届いてはいない)。
推しメンをイメージしたグッズだが、ぱっと見は可愛らしいキーホルダーだか、バッジにしか見えない。
でも娘はそのグッズを身につける予定はないという。
理由を聞いたら「恥ずかしいから」だと言う。
「汚したくないから」とかではないらしい。
娘の心配を、わたしは杞憂だと思っている。
むしろ、それをわかるやつは仲間だ!
興味のない人はあのグッズが、すとぷりのグッズだなんてわからないだろう。
- アーティスト:すとぷり
- 発売日: 2019/07/03
- メディア: CD
GUのワンピース
先日、わたしも同じような心配をした。
GUで1480円のワンピースを買ったのだが、同じデザインの色違いを着ている女性を病院で見かけてしまったのだ。
「あ、GUのワンピース…」と気づいて、わたしもあれを着たら周囲にバレるのか?と少し心配になった。
たしかに、すとぷりのグッズよりは持ってない人にもバレやすいかもしれない。
でも、GUのワンピースもわかる人は大抵自分も持っているのではないだろうか?
なにしろそんなに個性的でもない、よくある形のワンピースだ。
すっごい生地薄いけど…
きっとバレない…きっとバレない…
でもやはり、アラフィフにもなってGUの1480円のワンピースは少し恥ずかしいのかも、という気持ちもなくはない。
まあ、着るけどね!
同じ穴の狢…ではなく同じ沼の住人
わたしは前にも書いだが、ある若手俳優を結構本気で応援している。
彼の映画中の役を動物化したマスコットぬいぐるみはメルカリで手に入れた。 UFOキャッチャーが見つからなかったためだ。
わたしはイベントのときだけそのぬいぐるみマスコットを鞄に付けていく。
アラフィフなので、近所ではつけられないが会場付近になったら目印のように付ける。
会場に着くと同じマスコットをつけた人間を何人も見つけることができる。
彼らは同じ穴…ではなく沼住人だ。 ほら、決して恥ずかしくないのだ! 堂々と身につけるのだ!
アイドルオタクな主婦が主人公の漫画&ドラマ
dTVでドラマ化されたものを見ました。
容姿も境遇もまったく異なる35歳の既婚女性5人は同じアイドルグループのファン。
それぞれがそれぞれの事情を抱えつつ、友情をはぐくみ、人生を見つめなおす…といった内容です。
キャストが結構豪華で、栗山千明、安達祐実、江口のりこ、そして元アナウンサー平井理央も出演。
第一話がyoutubeで視聴できます。
結婚して子供もいるのに若い俳優やアイドルのファン?と思われてしまうかもしれませんが、人を応援したい気持ちはみんな一緒です。
おばさんがアイドル好きだっていいじゃない!と思わせてくれる素敵なドラマです。
出演している女優さんたちは全然おばさんじゃないですけどね。笑
最後に
最後までお読みいただきありがとうございます。
自分の選んだものを恥ずかしがる必要はないんですよね。
でもまだ職場ではカミングアウトする勇気はないふぁびこです。