No.76 映画『糸』、号泣はしないけどジワジワ涙する
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『糸』感動しました!
映画『糸』、観てきました。
ひとこと言わせてください!
すっごい良かったです!!!
なんか、最初から最後までずっと切なくて、喉の奥がグッと詰まった感じになって、涙目になりながら観ていました。
娘を誘ったけど断られて…でも一人で見に行って良かったです。
原作も買ってきました。
あまりいろいろ書いちゃうとネタバレになっちゃうけど、人と人との出会いは本当に細い糸のようで、少しかけ違うと全く関わらなかったり、絡まりまくったり…
そんなことを感じられるストーリーでした。
ただ榮倉奈々さん演じる香が病気にならなかったら、とかいろいろ考えちゃう部分もありますが、それも含めてみんな糸なんだなと。
あらすじ
平成元年生まれの蓮と葵は美瑛の花火大会で偶然出会います。
お互い惹かれ合う二人は初々しくてとてもかわいらしい。
サッカーの試合の帰り、蓮は葵に告白し葵も「嬉しい」と返します。
次の日丘の上で待ち合わせをして2人は別れます。 でも次の日葵は現れませんでした。
葵は母親に連れられ夜逃げしてしまったのです。
実は葵は母親の恋人から虐待されていました。 蓮は葵を救えなかった、自分は何もできない人間だ、とあらゆることを諦めて生きることになります。
8年後、蓮は北海道のチーズ工房で働き、葵は東京で大学生になっていました。
再開はしたものの、すれ違いのまままた会えなくなり…
お互い思いながらすれ違う二人。
すれ違う二人は運命の糸に翻弄されていきます。
キャストが豪華!
「糸」とにかくキャストが豪華! 主演の二人はもちろん、蓮が結婚する香役の榮倉奈々さん、他にも、斎藤工さん、高杉真宙さん、成田凌さん、二階堂ふみさん、山本美月さんなど、現在活躍中の若手が勢ぞろいです。
注目は榮倉奈々さん
彼女はこと映画のために1ヶ月で7キロもの減量をしたそうです。
もともと細いのにすごい!
かなり過酷だったようですね。
決して真似をしないでくださいとのことです。
…真似できないけどね!
女性の過酷なダイエットと聞くと、健康面でかなり心配になりますか、この度第2子を妊娠されたとのことで、ちょっと安心しました。
ダイエットで妊娠しづらくなるなど、よく聞く話なので…
榮倉奈々が第2子妊娠を発表「心身共に穏やかに過ごしていきたい」16年に賀来賢人と結婚(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
映画とは関係ありませんが、個人的に榮倉奈々さんってすごい成功者だと思ってます。
夫は今ノリに乗ってる賀来賢人、結婚した頃はそこまで売れてなかったですよね?
でも「今日から俺は!」で大ブレイクして、下世話な言い方になってしまいますがいわゆる「アゲマン」ではないでしょうか?
ご本人も女優として引っ張りだこ。 お子さんも生まれて夫婦仲も相当良さそう。
映画でもとても素敵なお母さん役を演じられていました。
小松菜奈さん
あ、ヒロイン二人とも「なな」さんだったのね! 今気づいた。笑
小松菜奈さんは本当に独特の雰囲気を持った女優さんですね。
何着ても美しい… ドレスアップするシーンが割と多めだったのですが、本当に美しいです。
菅田将暉さんと私生活でもお付き合いしているという噂は本当なのかな?
本当だったら嬉しいな、と映画を見たあとだと余計に思います。
そういえば「来る!」のピンクヘアもよく似合っていました。
やっぱり美人は何しても似合う!
小松菜奈さん演じる葵は、とても過酷な運命に翻弄されます。 でも賢くて強い彼女は懸命に生きていきます。
葵が泣きながらカツ丼を食べるシーンはとても印象的でした。
菅田将暉さん
そして菅田将暉さん!
やっぱり演技上手いですよね。
昨年、菅田将暉さん主演の「カリギュラ」を観たのですが、素晴らしい演技でした。
最後、瞬きを全然しないの!
役者魂を感じました。
そんな彼の演じる蓮は、葵を助けられなかったことで自分の限界を勝手に決めて、北海道で普通に生きていく道を選びます。
でも心の何処かにはいつも葵がいて…。
再開した葵の名前を呼べず、苗字を呼び捨てしたり。 本当にもどかしい演技が秀逸!
ロケ地について
ロケ地は北海道、東京、沖縄、そしてシンガポールと多岐に渡ります。
これだけでも時間をかけて丁寧に作った映画だということがわかりますね。
今はコロナの影響でいろんな場所で撮影するのが難しいと思います。
そういった意味でも、コロナの早期の収束を願わずにいられません。
北海道の自然豊かな風景と正反対な東京やシンガポールの街並み。
蓮と葵の距離の遠さを感じられる演出だと思いました。
まとめ
こんな人におすすめ
とにかく泣きたい方におすすめです!
恋愛映画ではありますが、何かに迷っている人、一歩踏み出せないでいる人、そして中島みゆきの曲が好きな人にも。
ソーシャルディスタンス中なら映画鑑賞について
映画館は、密閉されてはいますが元々インフルエンザ対策にも対応していて、空気の入れ替えがしっかりされる空調システムを取り入れているようです。
観客も基本的に声は出さないので、ライブハウスなどよりは感染リスクは低いのではないでしょうか?
そこまで神経質にならず、観に行ってもいいのかなと思いました。
どちらかというと、移動中ならバスや電車のがリスクが高いかもしれません。
観に行ってよかった
夫の目を気にして行くのを悩んでいた映画、思い切って行ってみてよかったです。
夫も特に何も思っていないようで…私の考えすぎだったようです。
今日からまた忙しい日々かが始まりますが、映画を観たおかげで元気が出ました。