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No.41 ブラック企業で働いていた私が見失っていたもの

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私が見失っていたものは?

ブログを書くのに「誰に向けて書くのか」が重要、というのをよく聞きます。

仕事も同じです。

仕事をする理由は突き詰めれば、お金を稼ぐことなのですが、誰にむけて働いているか、今の仕事は誰にむけてやっているのか、って意識したことはありますか?

私は以前、かなりブラックな環境で仕事をしていたことがあります。接客業でした。

本来であれば接客はお客様に対して行わなくてはいけないものです、でも当時の私はそうではありませんでした。

今日はそのことについて書いてみます。

ブラック企業の販売員だった

大学を卒業後、某小売チェーン店で2年間働いていました。
当時は、超氷河期時代、コネもなく特にに優秀でもなかった私はなかなか就職が決まらず、なんとかこぎつけた就職先、それでも入社当初は希望に満ち溢れていました。

徹底した厳しい研修

入社してすぐに研修が行われました。
全国から本社側の研修センターに集められた新入社員が厳しい研修を1週間ほど受けます。
本当に厳しい研修で、朝から晩まで講義を受けたり、販売のロールプレイングを行ったり、大声でいろいろ叫ばされたり(なんだったかは忘れましたが、社訓とかそういうのだったと思います)、それはそれは時代錯誤な研修です。

研修内容だけではなく、外部との接触もほぼ遮断され、唯一の自由時間は研修後の夜にコンビニに行く時間だけでした。 
そのコンビニも、セブンイレブンなど大手チェーンは使わせてもらえず、小さな地元のコンビニ限定でした。 
ここは勤務先とそのコンビニで何かがあったのだと思いますが、私たち新入社員にはそんなことはわかるはずもなく・・・

ちなみに当時はまだ携帯電話は普及していませんでしたが、その1年後ぐらいに携帯電話が普及し始めた頃の研修では携帯禁止で、持っていると没収でした。
一体何がしたかったのか…意味不明すぎです。
とりあえず厳しくしておけばOKみたいな感じでしょうね。

ただ、そのときも私は「厳しいけど頑張ろう!」とまだまだやる気は満々でした。

なんか、半分洗脳されていた感じではありましたが・・・

ワンマンな経営者

当時の経営者は一族経営でした。
社長の声は鶴の一声、右向けといえば右、左向けといえば左、いきなり突飛なアイデアを思いついては各店舗に無理難題押し付けるようなことも一度や二度ではありません。

本来の販売しているものとは全く違うものを売れと言って、社員にノルマを課すという無茶振りには辟易しました。
結局、本来売っているものを買いに来たお客さんにそれらを勧めても、まあ売れるわけないですよね。

イメージ的にはカメラ屋さんに買い物に来た客に、洗剤を勧めるような感じです。
そんなもん、よっぽど奇特なお客さんじゃなきゃ買うわけありません。
結局社員はノルマのために、自分で買う羽目になっていました。

サービス残業と取れない有給休暇

勤務状況もかなりブラックでした。
サービス業全体の問題だと思いますが、サービス残業は当たり前、始業時間1時間前には出勤強制されていました。

休暇も、週休2日ではありましたが、有給休暇は働いていた2年間、1日も取ることはできませんでした。
ちなみに夏季休暇は普通の休暇+2日の4日間だけ、年中無休だったためGWや祝日は無関係でした。
お正月も休暇は元旦だけ、本当にひどい職場環境でした。

おかげで友達とも休みが合わず、だいぶ疎遠になってしまいました。

それ以外にも人間関係でも結構ドロドロしていて、酷かったのですがそれはまた長くなるので別の機会に・・・

社長のために働いていた

そんな状態で、2年間働いていましたが、20年以上たった今「当時の私はお客様のために働いてなかった」と気づきました。
売り上げ目標、ノルマ、客単価、など社員を評価、競争させるような社風で、控室にはグラフが貼られたりしました。 
売り上げを取った取られたなんて話もあり、私自身、売り上げを店長に取られたときは本当にがっかりしました。 

日々、売上や客単価を上げることに追われていた私は、本当にお客様に向き合えておらず、必要のないお客様に高い物を売って店長に褒められて、悦に入っているようなひどい店員でした。 
でも当時の私はそんな自分に全然気づいていなかったのです。若かったとはいえ、ひどいですね。

売り上げが少なかったり、客単価が少なくても基本給はあったので、最低限の給料はもらえていました
何を恐れていたのでしょうね…。

そして思ったのです、当時の私は社長のために働いていたのだと…

お客様をすっかり見失っていたのです。

上っ面の接客

当時の私は、飲み込みも早く、コミュ障ではありましたが仕事と割り切れば接客は上手なほうでした。 
でも上っ面だけです。お客様にはきっと見抜かれていたでしょう。 
仕事も全然楽しくなかった、日々こなすのに精一杯、毎日疲れ切り休暇は寝て過ごすことがほとんどでした。
でももし当時の私がお客様に寄り添って、お客様のために働いていたら、やりがいはもっとあって仕事も楽しかったと思います。 
まあ、ブラックだったのでいずれはやめていたと思いますが…
でもきっと何かは違っていたと思います。

20年後の今

今の仕事は、当時の仕事とは全く違い、直接顧客と関わることは一切ありません。 
ただ、販促物を作成したり、Web作業をしたりすることもあるので、間接的には関わっていることになります。 
そういった作業を、あいも変わらず私は依頼してきた上司や勤め先のために今まで作業してきました。
でも違うんですね、私は顧客のためにその仕事をしなければいけないのです。 
とはいえ、販促物の作成は私が担当する前は外注に頼んでいたものです。
だとしたらこの場合顧客に当たるのはやっぱり勤め先になってしまうのかな?
難しいところですが、誰に向かって伝えたいかを考えればその答えは自ずと分かります。
その販促物を目にする「顧客」に向けて作ればいいのです。

ブログを書くことで気づけた

これらのことはブログを書くことで改めて気づくことができました。
おそらく今までは無意識でやっていたことだとは思うのですが、きちんと意識して取り組むことで成果も変わってくるのではないかな?と感じています。

…ただし、この記事を誰に向けて書いているのか?
やっぱりわかっていないじゃん!!!

う〜ん・・・自分に向けて書いたことにしておきます!

最後に

相変わらずの駄文、最後までお付き合いいただきありがとうございます。
いつになったら文章上手くなれるのでしょうね・・・

懲りずにまた見に来てくださったら嬉しいです♪

あ、ご報告があります!なんと読者さまが200人を超えました。
ありがとうございます。 これからも頑張りますので、よろしくお願いいたします♪

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