父が透析をうけることになった
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少し前に書いた記事を投稿します。 現在は父の手術も無事終わり、週3回きれいな病院で透析を受けている生活です。
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昨年から、父が透析をそろそろ受けることになりそうだ、という話を聞いていた。
透析を受けるにあたり、シャント手術というものが必要で、その順番を待っていたものの、コロナ禍のせいでなかなか受けられずにいた。
そんななか、先に数値が悪くなってしまい、シャント手術を受ける前に透析が始まってしまった。
シャント手術をしていない場合、首からの透析になるらしいのだが、聞いただけできつそう。
実際どうなのか直接父と話していないので辛いのかどうかはわからない。
そして、透析から遅れること2週間ほどで漸くシャント手術を受けることができたらしい。
こんな状況なのに、コロナ禍のせいで父には全く会えていない。
こんなことなら12月頭の旅行、無理してでも行っておくべきだった…
透析を受けるにあたり、万が一に備えて延命治療の有無を決めなければいけないらしい。
父と母は妹と私に聞く前に「しない」に決めたとのこと。 まあ、そうだろうなとは思ったけど。 それでもやっぱり聞いたときは涙を堪えるのが精一杯だった。 外だったので耐えたけど。
そして今これを書いていてもまた涙が出そうになる。
ただ、もし自分が同じ立場でも延命治療はしないにしただろう。
私は自分で結構薄情な性格で、両親が死んでも涙なんて出ないだろうと思っていたのだが、延命治療しないと聞いただけで涙が出そうになるなんて。 自分でもびっくりだ。
娘は来年成人式を迎える。 父はそれまで生きていられるだろうか? 脳梗塞になっても運良く後遺症もなく復活した父。 どうか娘の成人式…できれば結婚も見届けてほしい。